おもちゃ箱
私の部屋は大きなおもちゃ箱だ。
エレレレ製作(試作)
エレレレ製作(試作)
<序章>十年越しの妄想
中学生の頃から思い描いていた事があった。
中学に入り暫くして色んな外的要因により私はギターを手にした。
暫く練習を重ねると私は愕然とした。
在り来たりな挫折要因ではあるがFのコードつまりバレーコードが
私の短小な指では厳しいのだ。曲の最中に抑えるのは不可能に近かった。
私は中学の休み時間の校舎から隣の墓地を見ながら友人と話していた。
そいつはギターはもちろんドラムヴァイオリン等をそつ無くこなす
音楽少年だった。仮にN君としましょう。
Nにギター諦めたことと理由を告げる。
じゃあウクレレとかやったら?
なるほど!ところで、ウクレレってエレキあったっけ?
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その休み時間が終わり次の授業が始まると私は妄想にふけっていた。
ギターのパーツを流用すれば出来ない事も無いよな。エレレレ。
しかし当時の俺には作ることできなかった。
情報収集の術も持たなかった。
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数年の月日が過ぎその間、楽器に触れることも無かった。
ある日ハードオフあさりに行ったとき、なぜがウクレレが目に入った。
Nの一言が頭をよぎった。
「ウクレレとかやったら?」
1800円安すぎw
まぁ初めはおもちゃでいいかと思いレジへ行った。
家に帰りネットでチューニングを調べる。
あわせてぽろろん
ぽろろん
楽しい
非常に簡単だ。
あのFのコードも2弦の1fと4弦の2fを押さえるだけなのだ。
やべ俺Fひけてるぜぇ!!
しかし安物だなぁと、オクターブチューニングがかなり痛い。
ま、ハイフレット使わないし良いか。
<第一章>試作の開始
ウクレレとの接触により思い出したエレキの夢。
早速、自力で適当に作り始めた。
初号器:桐の板でソリットボディを作り、
百均の防犯用品のピエゾでピックアップを作る。
予定でした。
形状は勿論木琴バード
厚み確保のため二枚の板を張り合わせてみた。
継ぎ目が目立ち没に成った。
二号機:やっぱり木琴バード。結構かっこよくできた。
ただ、今回ハイフレット弾けるレレを作ろうと言うコンセプト
が有ったのですが、角が邪魔でとても弾ける代物じゃない。
三号機:懲りずに木琴バード板を薄くすることで。
角とネックの間にある手を斜めにすることが出来るだろうと
思ったのだが。結局弾ける代物じゃなかった。
<第二章>四苦八苦
先にも述べた通り三号機までの相次ぐ失敗は形状にある。
故に四号機は形状の変更を検討した。
レスポールをイメージってわけじゃないけど
そんな感じです。
ボディ素材はホームセンターで発見した
割と年輪が密な(日陰で育ったのだろう)SPF材を使用しました。
ネックにはコレまたホームセンターのメイプル材、硬かった。
指板、またまたホームセンターのパーロッサを使用。
ポッドは御茶ノ水で中古購入250KΩAカーブ使用。
ユザワヤで購入したon-onトグルスイッチ。
中学の時に挫折したときのギターからペグと
マグネティックピックアップをパクった。
ピエゾピックアップ(トグルでon-offでマグネティックに並列接続)
はダイソーで買った窓用防犯ブザーの圧電素子を使った。
コンデンサは御茶ノ水で見っけた奴
容量は忘れたが多分0.022μFの物だと思う。
シールド線は自動車用に持っていた図太いのを使った。取り回しに苦労した。
御茶ノ水で探したのに、フレットだけは見つからなかった。
しかしT'sギターで売ってるじゃないか。
ホントはさもっとジャンジャン写真とっとけば良かったんだけど
誤って消しちゃった。テヘ
現状は以上です。
第三章乞うご期待!!